食品添加物から身を守る



健康トピックス


矢印食品添加物から身を守る
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 日本人は平均で年間4kgもの食品添加物を食べている。すごい量だ。行政や生産者を責めてもはじまらない。自衛が第一だ。

 イモやゴボウは泥つきのものを買う。みごとに赤くて美しいサツマイモ、真っ白なレンコン、白く美しいゴボウを買うべきでない。薬品処理されている。モヤシも、たいていリン酸で漂白されている。よく洗って使うことが必要だ。

 ウィンナーソーセージは包丁で切れ目を入れ、2~3分ゆでてから使う。ソルビン酸などの保存料をかなり減らせる。インスタントラーメンも、ゆがいた湯を捨てれば、かんすい剤の炭酸ナトリウムが溶け出る。しらす干しはサッと熱湯をかけるだけで、漂白剤の過酸化水素が飛ぶ。

 毒物の摂取は、とても防ぎきれない。よく噛む。唾液が毒素を消す。例えば発ガン物質。カタラーゼなどの酵素が作用して、発ガン物質のほとんどを消してくれる。唾液の効果は、口の中30秒で最大になるから、一口を30回噛むのがいい。唾液の効力は偉大なのだ。

それでも、現代の食生活では、危ない添加物がどんどん入り込む。ビタミンをしっかり摂って、毒素に対抗できる体質をつくることが必要だ。ビタミンAが不足すると胃ガンになりやすい。ビタミンCやEも発ガン物質の攻撃力を弱める。